マルジェラの定番ライダースが久しぶりに入荷してまいりましたのでご紹介させて頂きます。

12年ほど前のモード全盛期にはとにかく皆の憧れの的だった定番ライダース。
そのデザインを模倣したライダースも様々なブランドから多数リリースされましたが、やはり唯一無二の存在の定番ライダースは年月が経っても色褪せない素晴らしい雰囲気の良さがございます。

 

初期は初期で良い。

現行は現行で良い。

 

そんな一着です。

2011年秋冬リリースのダメージ加工定番ライダース。

2000年代初頭にリリースされた初のヴィンテージ加工のモデルのアップデート版と言いましょうか。

当日、私も所有しておりましたが随所に正統な改良が加えられ非常に雰囲気の良い仕上がりとなっております。

未だに手放したことを後悔している名作でもあります。

シルエット&加工

 

 

細身にアレンジされており、フロントジップを全て閉めた際も、嫌な逆三角形にならず、今っぽさが出てます。
袖丈はオリジナル同様、着丈に反比例して長めの作りですが、着込んで頂くと肘にシワが入り数センチ上がりますので、着用者様の体型に合わせた変化をお楽しみ頂けるかと。

50年代、60年代のレザージャケットに多く見られる茶芯。

レザーを芯まで染めることなく、表面のみ『塗る』ように染めているので、経年変化により茶色い部分が表面に出てくることを言います。

ここまでの雰囲気を出すには途方もない時間着る必要があります。

ヴィンテージアーカイブをベースとしたマルジェラだからこそ出来る『リアルだけどリアル過ぎない』そんな素晴らしい加工です。

ジップ

 

 

全てマットブラックで統一され、今のままは勿論のこと、使い込んだ際の経年変化でブラックコーティングが剥がれてくるのも良い味かと。

現状ジップレールは既に擦れて内側のゴールドが出てきていますね。

ポケット

 

 

 

このライダースが定番と呼ばれる所以となる大ぶりな八の字のジップポケット。
高速道路やパーキングでチケットをスムーズに出し入れできるように、左ポケット上部には右手が。
左ポケット下部には左手が。
意外と皆さん知らないこのディテール。
キャッシュレス化が進む昨今、ミニウォレットくらいなら余裕で収納可能ですので、とても嬉しいディテールかと思います。

ネックストラップ

こちらも実は小さなギミックが効いており、裏側に留めてストラップを収納することが出来るんです。
フロントを開けて着ることが多くなるデザインでこれは意外と便利です。

裏地

 

 

 

 

程よく高級感のあるキュプラで行くかと思いきや、グレーの凹凸感のあるコットンライクなレーヨンファブリック。
これがなんとも素晴らしい。
表地のレザーとの相性が抜群に良く、私がこのライダースを一番好きなポイントでもあります。

脇のベンチレーション

 

これにはびっくりされる方も多いかも知れませんが、ガッツリと開いてます。
マルジェラがよくやるやつです。
現行の定番ライダースではハトメのベンチレーションが主流でしたが、やはりここは当時のディテールに忠実にと言ったところでしょうか。
ファンにはたまらないポイントです。

ここ数年のマルジェラの定番ライダースにはなかったディテールの数々。

ボックスシルエットが苦手で過去に手放された方にも自信を持ってオススメしたい逸品です。

販売価格:124.900-

こちらはブランドバイヤーズ大阪店頭にてご試着&お買い上げが可能です。

また、通販も対応しております、お気軽にお電話にてお問い合わせ下さいませ。

ブランドバイヤーズでは一点一点とことん向き合ってお買取から販売まで致しております。

マルジェラ、アンダーカバー、ナンバーナイン等、一点からでも結構です。
是非、ご相談下さい。
しっかりと担当スタッフが責任を持って対応させて頂きます。

最後に

 

 

 

こちらの定番ライダースを郵送買取にてお売り頂いたお客様。
素晴らしい逸品を本当に有難うございました。